活動記録(2009.11〜2009.12)

水彩画家・長尾周二のフランスなどヨーロッパおよび国内活動記録(2009.11〜2009.12)

2009年ヨーロッパ放浪記(11月〜12月)

2010.1.6・ Re92:新しい友人が増えました
バレンシア地方ベニドームを朝8時過ぎに出て高速バスでバロセロナに向かいました。
バロセロナに着き今度は地下鉄に乗り換えバロセロナ空港に着きました。夜9時過ぎでした。
その日はバロセロナ空港ロビーで朝まで待ち次の日コペンハーゲン迄のフライトです。この飛行機で隣に座っていた中国人のリーウェィチュィさんと出会いました。中国人は親しくなるととても信頼出来ると友人から聞いて居ましたので機会が有れば仲良く為りたいと常々思って居ました。
彼女はスウェーデンに留学中でバロセロナには観光で遊びに来て居たそうです。
彼女から鋭い質問が有りましたが日頃経験した事に基づき話をしました。特にヨーロッパ人が中国人を嫌って居る問題に付いても、そういった態度で接する人達は自分もそうされた負の連鎖だから可哀想にと思って断ち切れば自分の幸せに繋がると話しました。
又会う約束をしてメールアドレス交換しました。最後にヨーロッパの彼氏を作ったらと話したらにこやかに微笑んで居ました。
コペンハーゲンに着いて又一晩エアポートロビーで泊まって日本に帰国です。
コペンハーゲンのエアポートロビーでも今度はアフリカ人マリアさんその子供ミッシエルくんナサさんアフリカの人達と数時間一緒に過ごし、住所交換やメールアドレス交換をしました。チュニジニアとケニアの出身だと話していて、アフリカは良いよねと言う話に為りましたが一人で旅するにはとても危険が伴うと笑って居ました。
こうした人々と出会い親しくさせて頂く事は人生にとってとても幸せな事だと思います。
写真は中国人のリーウェィチュィさんです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2010.1.2・ Re91:いよいよ一時帰国です
スペインから日本に直行便が有りませんのでハブ空港に向かいます。
スペイン・バレンシア地方ベニドームからバロセロナ迄はバスの旅です。夏場はバロセロナ空港迄直行便が有のですが今はバロセロナ市内で乗り換えて空港迄行きます。乗り継ぎの時間の関係でバロセロナとコペンハーゲンの空港ロビーでそれぞれ一泊です。
野宿とたいして変わりませんから気になりません。荷物がある分だけ気を使います。ま、お金が十分有ればホテルに泊まれますが私の場合はそうは行きません。しかし来るときもコペンハーゲンの空港ロビーで一泊した時フィリピン在住のタイ人と仲良くなり住所交換しました。
旅は出会いとの楽しみが有ります。いよいよ日本に向けて旅立ちです。7日には成田に着きます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.31・ Re90:天の下で月を眺めています
世の中はクリスマスも終わり新年を迎えようとしています。
私は相変わらずスペイン・バレンシア地方の地中海が見える丘に居ます。月の光で丘と天の景色が幻想的で暫らく車の外で見ていました。
一人旅を続けヨーロッパ15ヶ国を周り人々や様々な文化に触れて来ました。日本で生活している時に比べより日本を冷静に比較し考える事が多くなりました。
30数年前にも二度ヨーロッパに旅をしていますが何れも見て回ったという程度で深く文化に接した訳では有りませんでした。
美術史で知識として理解しているのと毎日生活の中で見るのでは比較にならないと思います。
そういう中で一人旅をしていると日本を強く意識し常に比較し自分の創作活動と連動してきます。
特にフランス人はオリジナリティーが無い作品には見向きもしません。
エクスアンプロバンスで個展をした時もその事は友人のガロさんから話が有りました。君の作品は東洋と西洋をミックスしたオリジナリティーの高い作品で高く評価出来ると言って頂きました。
文化は違いが有ることが重要でそこに民族の生活が凝縮されていると思います。
シュウジのシャトーで出会ったアフリカ・セネガル出身の留学生ゴゼさんのタぺストリーを見ても其処に文化を感じさせるから楽しいのだと思います。
日本を旅して沖縄や奈良、京都北海道や青森と全国を周り見てきた文化を常に心に思って居ます。
月の光で青く輝くスペインの大地を見ながら想う事を書いてみました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.26・ Re89:宗教に付いて考えてみました
ヨーロッパ・スペインでクリスマスを過ごして居ます。と言っても遠く地中海が見える丘の上でラジオを聞きながらオリオン座を眺めて居ます。ラジオは一日中讃美歌やクリスマスソングを流し街からは花火の音が響いて居ます。バレンシア地方はクリスマスで有ろうが正月で有ろうが花火が活躍します。元々冬至を祝うお祭りがキリスト教と結び付きクリスマスと為ったとか。
私は先祖代々に伝わった仏教で満足していますし、菩提寺も有りますので十分だと思って居ます。
所詮宗教も人間の縄張り争いの様なものでこっちの方が良いぞと言いながら勢力争いをしています。私が今迄にお会いした宗教家の中で本当に尊敬出来る方は数少ないですね。有名寺院等で高級外車に乗り妾を囲っている何て事も有ります。新興宗教等は人の弱みに付け込んで脅したりお布施を強要したりまるで封建時代の様な事を感じさせる事も有ります。
野宿を続けていて安全策で良く墓地の横で泊まりますがお化けもゾンビも一度も見た事が有りません。
ローマ遺跡の立派な棺や王墓の棺の人々もいづれ自然界に帰ります。
宗教は先祖を敬う為だったり死に対する処方箋だったりだと思います。また日々の生き方に対する哲学かも知れません。
私の親しくさせて頂いた方で生前、死んだら花に囲まれて美しい音楽であの世に逝きたいと仰って居ました。しかし生死を彷徨う大病の後二度とそんな事は言わなくなりました。生命を立っ事は底知れぬ恐怖と苦痛を伴う物だと思います。
地球の裏側で野宿を続けて居ると何時何処で野垂れ死にするか分からない私ですがそれも天命だと思い続けて居ます。
私の信じて居る宗教に入ると幸せに為りますと言われる方が居ます。あえて言えば私は天命を全うする事、私が感じた喜びや感動をキャンバスに残すのが私の業であり生きている証だと思って居ます。
人間社会で矛盾や不合理、貧富等で苦しむ人々が居ます。その現実問題の助けになるので有れば宗教の果たす役割は大きいと思います。夢や希望を託し自分を戒め律する事が宗教を通じて出来れば幸せな事だと思っています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.22・ Re88:クリスマス・新年おめでとうございます
一年が過ぎ去って行きます。こうして異国の地で車上生活も3年が経ちます。これも応援して下さっている大勢の人々がいらっしるお陰と心より御礼申し上げます。
そして2010年は念願の美術館公的ギャラリーの個展をドイツ・フランスで企画して頂ける事になりました。武者修業が最初の目的でしたが子供の頃からの夢が叶いとても喜んで居ます。
ドイツ・トウデンドルフのシュロスミツコ美術館では一年間一室企画展示して頂けます。作品は12点、全て額装し準備を終わり後にしました。
フランス・ロワール地方で公的ギャラリー又は美術館で展覧会を企画して頂ける事になりました。その準備の為一時帰国しますがヨーロッパ各国で作品を皆様に見て頂ける事は本当に夢の様です。
是を励みに一点でも納得のいく作品制作に取り組みたいと思って居ます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.16・ Re87:二昼夜続いた暴風雨は一夜明け過ぎ去りました
二昼夜続いた暴風雨は立ち去りバレンシアの温暖な天候に戻りました。
これ以上続いても逃げる場所はヨーロッパ大陸では此処が一番温暖で後はアフリカに渡るしかありません。友人の話でも大変珍しい事だと聞いて居ます。
近くの岩山の峰々は絵の通り真っ白です。此処は信州でもピレネー山脈でも有りません。地中海に面したバレンシア地方ベニドームから少し山に向かって入った所です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.15・ Re86:みぞれ混じりの雨と猛烈な突風が続いてます
昨夜半から降り始めた雨はみぞれ混じりの雨になり猛烈な突風が続いてます。
標高が1500メートル位有る岩山は雪で薄化粧していました。その岩山の裾野に泊まって居ます。
温暖なバレンシア地方では珍しい事だそうです。日本で経験した台風と同様に突風で車が揺れ続けています。
横風で車が浮きそうな感じがしてさすがに恐怖を覚え風の吹く北に車の向きを変えました。布団に包まってやり過ごして居たのですが運転席に戻り安全を確かめています。時々風の方向が変わりそのたびに大きく車が揺れます何時まで続くやらと心細い気持ちで耐えて居ます。
又窓は全て結露で外は殆ど見えませんのでガラスを拭いて安全を確かめています。もうすぐ日没ですが今日は本当に長い寒い夜に為りそうです。
冒険家では有りません〜!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.12・ Re85:語学の大切さを身に染みて分からされる時が有ります
長い旅で多くの新しい友人が出来ました。
殆ど話せない英語力でも気持ちや心は通じます。ポルトガル語やスペイン語等話せない私ですが泊めて頂いたり親しくさせて頂いてる友人はそうして仲良くさせて頂いて居ます。
しかし交渉事やビジネスはそうはいきません。スペインから小包一つ送るのでも大変です。英語が話せる局員が居れば問題は有りませんがスペイン語しか話せないと大変です。
今日も小包をエコノミーで一個送ったのですが書類に記入する場所や内容を今までの感と経験で何とかなりましたが大変です。
そういった意味ではコミュニケーションのために語学力をつける事はとても大切な事だと思います。
今思えば良くこんな酷い語学力でヨーロッパ15ヶ国も回れたもんだと自分でも感心します。
ま、そういった意味では臆病がらずに「えいっ」と旅立てば何とかなるものです。タイヤがパンクしてガレージを聞いたりタイヤの交換やエアコンのガスをチャージしたりと手振り身振りでこなして来ました。
そんな経験の中での親しい友人が多ければそれだけ情報やアドバイスも多くなり助かります。
そして何より肌で感じた事は何物にも代えがたい貴重な経験となります。
もし何かに挑戦する事が有れば先ず「えいっ」と飛び立つ事です。後から知恵も付いて来るので何とかなるものです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.9・ Re84:スペイン・アルテァの街から近い丘の上に居ます
岩山に囲まれた松林の中に居ます。松林と言っても疎らに生えて居て日本のそれとは少し様子が違います。
昨日の夜は先ず狐の鳴き声がして犬の鳴き声、その後羊や山羊の鳴き声、馬の鳴き声迄聞こえていましたが、今日は犬の遠吠えだけです。
と言うのも今日はスペインの祭日で、朝夜明け前からハンターが五人と十匹位の犬で猟をして居ましたから何処かに逃げたのかも知れません。
秋が来て猟が解禁になるとヨーロッパの国々では鉄砲を担いで野山を犬と共に駆け巡る光景に出会います。
日本では本当に山奥に行かないと出会いませんが人口が少ないこちらでは少し街から離れた場所でも良く出会います。
フランス・ロワール地方のフランソワーズさんももう少しいらっしゃると鹿や猪の肉が手に入りますよと言って居ました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.12.3・ Re83:私は四国高松の出身で四国には八十八ヶ所を巡るお遍路道があります
長い夜、星を見ながら過ごして居ます。
此処スペインには巡礼の道がピレネー山脈を越えサンティアゴ・デ・コンポステーラ 迄約800キロの行程で有ります。
サンティアゴ〔聖ヤコブ〕が眠るこの地を目指しコンポステーラ〔星降る平原〕を今も多くの人がそれぞれのスタイルで訪れて居ます。
私がスペイン北部に旅した時に巡礼の道の一部を通りました。歩いて向かう人、自転車で向かう人等に遭遇しました。
四国の遍路道は約1200キロで巡礼の道と歩いて居る人々の想いが重なりました。
私が四国で育った少年の頃、祖母から聞かされた「お遍路さんには接待をしてあげなければいけませんよ」という言葉を思い出しました。
その昔は口減らしの為お遍路に向かう事もあり死国と言われた事も有ります。
どちらにしても人々の想いや人生を背負って歩き続けて居る訳です。
四国には今でもお遍路道に何ヶ所か接待所が有ります。
私が以前高知県足摺岬で魚を描いた後、大きな鍋に魚の味噌汁を作り鍋ごと接待した事があります。
その時出会ったお遍路さんの中に歩き遍路を十数回成し遂げた方と出会いました。一巡り四ヶ月かけての旅で運動靴が四足は必要だそうです。
そして今は歩道も無い道を歩かなければいけないそうで命懸けの旅に為るそうです。
そこまでして歩き続ける彼等を想うと宗教を超えて自分の為、自分を探す旅かも知れません。
此処スペインで出会った巡礼者も四国のお遍路さんも同じ想いを胸に抱きながら進んで居るのかも知れません。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.29・ Re82:友人のアナトリーさんの展覧会オープニングパーティーに行きました
友人のスペイン・アルテァ在住ロシア人画家アナトリーさんの展覧会オープニングパーティーに槙さんと一緒に招待され、アルファス デルピーにあるマーレ ノストロに行きました。
会場に展示いている作品は25点ほどでしたがその中に私の肖像画が二点含まれて居ました。
ビックリです!
以前彼の家に一ヶ月間泊めて頂いた時にモデルになって制作した作品です。
彼はスペイン在住12年でスペイン・アルテァにある美術大学の講師をしています。スペイン在住画家としてベルサーチの雑誌に3ページにわたり紹介された事も有ります。
また槙さんを紹介して下さったのも彼です。作品は新作を含め人物画が中心の展覧会でした。
パーティーは盛況で80人程いらっしゃって居ました。また来週遊びに行く約束をし会場を後にしました。
写真は作品と御夫妻です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.27・ Re81:何故こんな過酷な旅を続けて居るのでしょうか
私が高校を卒業する前後は70年安保闘争の頃で多摩美術大学に在籍してた先輩が高校の教壇でアジテーション演説をしました。
大学の成績簿を燃やした!此れからはデッサンも要らない、壊す事から新しい芸術が生まれてくる。
抽象絵画から一歩進みダダイズムによる芸術論です。
私はそのアジ演説を聞いて全て納得がいきませんでした。
パリのポンピドウー現代美術館を見ても理念やパフォーマンスだけでは限界が有る事は明らかです。
私の成績はトップクラスでしたから推薦入学も可能だったのですがトヨタ系セントラル自工デザイン課に入社しました。
其処で出会った富谷龍一先生宅で仕事が終わった後デッサンを学んで居ました。最低五年間は基礎を勉強する為です。
デザインと純粋美術はどうしても違います。当時上司だった高橋秀夫さん〔初代カローラスプリンター初代クラウンハードトップをデザイン〕に話しをした所、辞表を受理して頂き君とは一生涯付き合うよと今日に至っています。
30年協会、独立美術の創立会員小島善太郎画伯との親交で「君、絵を描き給え」と二度直立不動で薫陶を受けました。
画塾から予備校多摩美術学院と展開して来ましたが画家への道を進むために職員に引継ぎ再び夢を追い続けました。
二十歳代には銀座の画廊で毎年個展、予備校経営から画家になった頃は土方やポンプ屋等でアルバイトをしながら多摩川で暇を見付けては絵を描いて居ました。
そうした絵を知人の社長にプレゼントした所、「絵がうるさいから銀座古径の額に入れて来い」と言われました。
二十歳代から出入りしていて何時かは此処の額縁を使いたいと思って居ましたのでとてもビックリしました。
別の社長にも絵をプレゼント、最初安い額縁に入れて見せると同じ様に銀座古径の額に入れて来るようにと、それから再び古径に出入りするようになりました。
銀座の友人に画商が居ます、出入りの画商三人に絵を見せた所、皆さん絵は申し分無いが、画歴は名前はと言われ無名だから売れないとの事でした。
又君は死んでから有名に成るよ。とも この国は何を基準に良悪しを決めて居るのか疑問と共に不快な気分に為りました。それを契機にそれ迄住んでいたアパートを引き上げ車上生活をし、全国で展覧会を開きました。
業者や業界関係者は冷やかな目で見ていましたが一般の愛好家からは支持され何とか生活が出来るように為りました。又数百万の売上が出た事が切っ掛けでヨーロッパでの車上生活を実行しました。
多くの友人や親族の支えがあり今日に至って居ます。
どの国でも評価して頂きドイツ、フランスでは美術館での収蔵又展示が決まりました。
それ等を含め来年ヨーロッパ五ヶ所での個展が開催されます。イギリスでもロンドンジェトロに三点展示して頂いてます。
スペイン、イタリアでもコレクターが作品を買って下さいました。
どの国でも国籍も略歴も必要有りませんでした。
フランスで個展を開催した際こんな安い価格で良いのとまで言われ驚きました。
各々が自分の感性で良悪しを決めて買って頂いて居ます。文化は庶民が評価し支持してこそ本物だと思います。
以前、琵琶湖湖畔に有る私設美術館を謳っている会場を友人が紹介して下さったのですがにべもない返事。絵画や芸術作品は一歩先に進んで居るか又はオリジナリティの高い作品は、今迄見た事が無いと言うだけで評価されない場合があります。
フランスの芸術家ガロさんは東洋と西洋をミックスしたオリジナリティの高い作品だと評して下さいました。
私が二十歳代に二度、植村鷹千代先生と渡欧した際オリジナリティが無いと戦えないと感じそれを実行して来ました。その成果を認めて頂いた瞬間でした。
このまま自分を高めて行く事が大切と目標がはっきりしました。
私の子供が小学生の頃でしょうか皆一緒にゴールと言う教育がされていましたが、世界は今でも戦争状態の国も多く、経済戦争も激しくなるばかりです。俺は違ってる事を選んだと言う気概と情熱は失いたく無いものです。
長い夜、星空の下で旅を始めた経緯を書いてみました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.25・ Re80:スペイン、バレンシア地方でのんびり過ごして居ます
野外で絵を描くことを何年も続けています。帰る家やアパートも有りません。
そうした生活を続けて居ると一番眼に来ます。紫外線による眼底疲労で眼底に鈍痛を伴い頭痛が始まります。
日本に居るとき鳥海山山麓で眼底疲労が元で目眩がして倒れ動け無くなりその疲労を取るのに数ヶ月要した事が有りました。
十分注意をしながら絵を描いて居ますが此処スペインや南フランスではとても強い紫外線にさらされます。
今回も眼底に鈍痛があり頭痛を伴いましたのでここ一ヶ月は安静にして陽射しを避けて生活をしています。お陰で頭痛も眼底の痛みも和らいで来ました。
その次に怖いのは病気です。何せ一人旅ですから体調を崩すと即旅が終わります。ですから病気が怖いですね。
で、次に恐いのが人間です。良い出会いも沢山有りましたが悪い出会いも有りますからその点は慎重に対処しています。
ま、
動物は然程恐く有りません。北海道でヒグマにでも出会えば別ですがヨーロッパでは猪か鹿、キツネ位な物ですから大した事有りません。ですから森や山に良く泊まります。
フクロウの鳴き声を聞きながら星を見るのも楽しいです。
今日も岩山の山麓で泊まって居ます。何日間も同じ場所に居ると夜ハリネズミが現われたり穴ウサギが顔を見せたりリスが木の上で遊んで居たりと思わぬ事とも出会います。
今は遠く地中海が月に照らされ光って居ます。
作品は早朝日の出前の風景です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.21・ Re79:今日の朝日〓
日本の春霞の様な風景です。まだまだ過ごしやすい日々が続いて居ますが少し温度が下がって来ました。
昨日はポリスが来てパスポートチェック、ドキュメントチェックをして帰りました。多分地元の誰かが余り長い間同じ場所に居るから通報したのだと思います。
カタロニア地方はよくチェックが有りますがバレンシア地方では初めてチェックされました。
何の問題も有りませんが余り気分の良いものでは有りません。本局に無線でチェックしていましたから。それだけ治安問題が出て来ていると言う事でしょう。
槙さんの友人宅にも二人組の覆面強盗が入って来たそうです。現金を奪われ逃走したそうです。車上荒らしは毎日の様に有ります。私の友人等は皆さん一度はガラスを割られ荒らされたそうです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.18・ Re78:スペイン・ベニドームでカジノに行きました
槙さんの友人ブルガリア人画家スタニミール・トンチェフさんに「カジノに行かないか」と誘われ三人で遊びに行きました。
私はカジノに入るのは初めてでしたから興味津々でした。余り履かない革靴で少し小綺麗な服装に着替え出掛けました。
入場する際パスポートの提示を求められコピーを取られました。
槙さんやスタニミールさんは何度か来た事が有るそうでデータをとる紙にチェックしながらルーレットに挑戦していました。
私は場内の様子を観察して過ごしました。
1000ユーロを平気で賭けたりスロットマシンに50ユーロ札を次から次に吸い取られ賭ける様は驚きでした。
初老の男性がスロットマシンで1000ユーロの大当たりを引き当てても平気な顔で又その機械に挑戦していました。
博打は経済の勉強に為るから紳士のたしなみだと言った人が居ますが、楽しそうに遊んで居る人が殆んど居ないように感じたのは私だけではなく、槙さんも、女性が何かにとりつかれた様にスロットマシンにお金を注ぎ込んでいる姿を見て可哀想だね、と話していました。
私は人生そのものが博打だと思って居ますのでその上お金を賭けての博打はする気にはなりません。
皆さん大変なお金持ちでしょうが私が感じた印象は、寂しさが背中からにじみ出ている感じでした。
又若者で大金を賭ける人もいましたが友人に成りたくなる様な人は居ませんでした。
初めてのカジノ、私の世界には有り得ない所でした。スタニミールさんは三時間遊んで負けずに帰って来ました。
カジノの中で三時間居た際、経済活動や国や地域が栄えたり衰退する様を考えました。
今は此れが儲かるから此れだ、と世界中の投資家がこぞって右を向いたり左を向いたりしながら頭脳戦が今の経済だ、と農業や工業物作りをしないではしゃいで居ます。
此処スペインでもバレンシアオレンジ畑やアーモンド畑が放置され不動産での収入で豊かな生活をしています。
限られた小さな地球上に生かされて居る事さえ忘れ、やりたい放題です。
当然自然の生態系やゴミ問題がこの国にも起こって居ます。日本同様に山奥に産業廃棄物が捨てられています。
欲望のためにスッポンポンで相手を求めて彷徨う姿とダブって少しは理性を働かせて守るべき物は守らなければと感じます。
野山に木を一本でも植林するとか必要の無い灯りを消すとか。野宿をしながら国々を回って居ると所詮人間も生き物の一つですから温暖化も同様に大切な案件だと思います。
槙さんの友人宅にも覆面強盗が入って来たそうです。貧しい国々からの強盗や泥棒出稼ぎだそうです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 2009.11.14・ Re77:スペイン地中海リゾート地ベニドームの山を越えた海岸の高台で
昨日昼過ぎスッポンポンの男が通りすぎて行きました。
ビックリ!です。
とても美しい小さな入り江にビーチが有のですが私はそのビーチを見下ろせる高台に泊まって居ます。
知り合ったホセ・ミゲールさんの話ではどうやらそのビーチはヌーディストビーチの様です。
肉眼では分からないのでカメラで撮って見ましたらヤハリ、スッポンポンでした。
で、今日の夕方夕陽を描き始めた頃バイクで一人の男が来ました。筋肉質の男はズボンを脱ぎ又スッポンポンになり私の車から見える位置で自慰行為を始めたました。
どうやらこの場所は特別の場所らしく同性愛者たちの出会いの場所でも有るようです。
今日は特別綺麗な夕焼けでしたが出来が良くなかった事は言う迄も有りません。
私は男性には興味が有りませんので。アホみたい!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.12・ Re76:エメラルドグリーンとセルリアンブルーに輝く地中海に居ます
遠く水平線はウルトラマンブルーセルリアンブルーやエメラルドグリーン白い砂浜に打ち寄せる波も言葉では言い現せない程美しく只、魅入って居るばかりです。
夜は潮騒の音を聞きながらオリオン座が水平線から上がって来るのを眺めています。大自然と共に生きて居られる事は放浪者の特権ですね。
オリオン座が上がって来ると冬、五年前の正月愛知県伊良湖で倒れた事を思い出します。
三日間動けずその後病院に行くと肺炎用の抗生物質を処方されました。寒さは身体が記憶していて怖がります。
オリオン座が早く立ち去って貰いたいと。此処ヨーロッパでも温暖な南スペインにいち早く避難している訳です。
温暖な地中海の絵です。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.9・ Re75:スペインバレンシア地方ベニドームは一週間お祭りです
此処ベニドームはスペイン一のリゾート地でスペインで一番高い建物も建っています。
温暖な場所ですからイギリスやドイツ、オランダ人の別荘も多数あり、ラジオ放送も英語やドイツ語オランダ語の放送も流れています。
先週土曜日の午後けたたましい花火の音からお祭りは始まりました。
民族衣装で着飾ったパレードが着いた海岸ではベニドームに由来する劇が開催されて祭りを盛り上げていました。
何と言ってもバレンシア地方ですから朝から深夜明け方まで路地や海岸公園から雷鳴や大砲と間違う程大きな音の花火が響いて居ます。
子供達も花火や爆竹に火を着けて回り街中がまるで市街戦の様な激しい音が響き渡り夜も良く寝られ無い位です。住民の多くはこの一週間会社や事務所も休みになり祭り一色となります。
朝街を散歩すると街の路地は花火の残骸がこれでもかと言う位散らばって居ます。
とにかくこの一週間はとても賑やかでけたたましい花火の音に包まれます。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.6・ Re74:スペイン・バレンシア地方アルテァの朝食
今日の朝食はパンとジャム・リンゴでした 。今回の旅はジャムとの出会いと思い出の旅でした。
ドイツ・ワーナーさんのお宅では庭のラズベリー取りを手伝いそれをジャムにお土産で二個頂きました。
フランスの夏、リヨンからロワール地方に向かう途中で野生のブルーベリーを摘み口のなかを紫色に染めました。ジャムにはしませんでしたが今でも甘ずっぱいテイストを思い出します。
今日パンに付けたジャムはブラックベリーです。トーマスさん等が行き止まりの道でブラックベリー摘みをしてる所で出会いシュウジと言う地名にあるシャトーに泊めて頂く切っ掛けになったジャムです。
トーマスさんのお宅で作ったジャムの美味しい事。感激でした!
その後日本からいらっしゃった夏樹さんとの旅の途中牧場横でブラックベリー摘みをして手作りジャムにしました。後、数回で無くなってしまいますが天然のテイストが口に広がります。
最後はプロバンスの写真家ジョン・ピエールさんが庭のイチジクで作ったジャムです。今迄味わった事の無いテイストでした。
作り方はジョン・ピエールさんが教えて頂きましたがそれぞれ家庭によって作り方が違っていてその家庭の味になって居ます。イチジクのジャムは直ぐに無くなってしまいました。テイストはご想像下さい、
日本では味わった事の無いそれはもう美味しい物でした。
此処バレンシア地方はとても温暖でみかんの白い花が咲き野山には写真の様子です。
くしゃみが出るのですが早くも此処では花粉症が出て来ました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2009.11.4・ Re73:スペインバレンシア地方に居ます
先月末の土曜日はハロウィンでベニドームの街でもイベントが有りました。バレンシア地方は火祭りで代表されるように花火の音が夜遅くまで賑やかで子供や大人も変装して会場に向かっていました。
今、私は街から見える岩山の山頂に居ます。街からは45キロは有りました。しかも最後の16キロは未舗装でさすがに広い国だと実感しました。着いた日の夜は満月で深夜目が覚めた時、優しい月の光に誘われて夜道を散歩しました。此処は1125メートルの標高で回りを見渡す事が出来ます。余りの美しさに今週は此処に滞在する事にしました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
※すべて長尾周二氏ご本人よりのメールの連絡をほぼそのまま掲載しております。(サイト管理者・2009.2.23)